相変わらず梅雨の晴れ間を狙った農作業の日々。
休みが合わないときには…
こんな画像が役にたつわけで(笑)
で、真っ先にやらなくちゃいけないのが、トウモロコシの各種対策。
獣や虫、あとは人間ね(笑)
トウモロコシはとりあえずこんな感じ。
雄穂はもう花粉を飛ばしていないので、あとは虫を呼ぶだけの無用の長物。
なのでバッサリとカット。
で、雌穂の方は栄養を集中させるため1株1本に間引きます。
間引きには賛否両論あるし、1株2本採りなんて手法もあったりするけど、オレは1株1本の間引き派です。
そして、間引いた雌穂がこちら。
昔々は農家のお婆ちゃんの小遣い稼ぎでよく見かけたのですが、農薬の関係で見る機会が激減していました。
要は、トウモロコシとヤングコーンは別の作物だから、トウモロコシのみ適応の薬を使うとトウモロコシの流通はOKだけど、ヤングコーンの流通はダメだよってこと。
ところがここ数年、生のヤングコーンが流通に乗り始めました。
何でだろうと思って調べてみたら、トウモロコシ適応のメジャーな薬が、軒並みトウモロコシ(未熟果)適応になっています。
農薬メーカーの方もちゃんと考えてくれていたのね。
そんなヤングコーンも皮をむくと…
これだけ(笑)
ちょっと育ち過ぎかな?
ちなみに出たゴミは
家でむかない理由はこれね(笑)
肝心のトウモロコシには最後の追肥をしてからBT剤を散布。
雄穂を切って確認したときにアワノメイガの産卵・侵入は見られなかったけど、念には念を入れてね。
農薬散布は人害対策も兼ねてるから(笑)
虫対策の次は獣対策。
2年連続で四つ足に屈したので、今年こそリベンジです。
いきなり完成していますが、今年から専用の防獣杭に変更し、ネットを新調しています。
昨年までは支柱を合掌づくりにして組み、ネットで上からすっぽり覆ったのですが、今年は上を開けています。
すっぽりと覆ってしまうと全くメンテナンスできないっていうのと、収穫時にネットをめくり上げて下ろしてを繰り返しているうちに、気もネットも緩んで侵入を許すっていうのがパターン化されていたから。
上は空けているとはいえ、ネットの高さは1m以上。
膝丈の電柵すら飛び越えられないんだから、1mのネットは絶対に無理だね。
その分、下を強化しておいた。
ネットの裾を支柱とU字ピンで固定、隙間を無くしています。
弱点となるコーナー部分は…
こんな感じ。
あとはネットを破かれないか、心配はそれだけだね。
下調べして、作戦を立て具材を発注する段階であのコロナ騒動だったから、かなり苦労しました。
まず、資材がほぼ中国製なもんだから軒並み値上がり傾向。
値上がりだけならまだしも、園芸ブーム到来で品切れが多発。
割高な支柱単体ならまだしも、お得なセットなんて未だに出してこないからね。
かろうじて、値上がり前の国内在庫が買えたから良かったけど、今季でネットが破かれたりした日には…