男性育児休業後の雑記 と 人工膝関節全置換術(TKA)の記録

子育て・家庭菜園・変形性膝関節症・人工膝関節全置換術(TKA)等について語ります

TKA 術後五十六日目

ここまで来ると、正直言って日々の違いなど体感はない(笑)

5歳児の成長と同じようなものだ。

 何か微妙に変わっているかもしれないが、昨日と何ら変わらずだよ。

 

ただ、たまーにいつもと違うことをやると、思わず体感できてしまうというのは、ままある事。

 

例えば車の運転。

退院時、一ヶ月車から離れた生活をしていたからか、ツマの助手席に乗っても怖い。

自分で運転するなんて、もっての外って感じ。

考えてみると、免許取得から35年間、一ヶ月マルっと運転しないことなんて無かったから。

 

退院時に、ものは試しにと運転席に座ってみると…

ホントに無理。

ペーパードライバーってこんな感じなんだろうね。

 

そんな訳で長らく運転からは遠ざかっていたんだけど、先々週くらいだったかな?

ツマがどうしても早出をしなくちゃいけないって場面があり、セガレちゃんを保育園に連れて行くことに。

 

一時はセガレちゃんを休ませるとかバスで登園って選択も考えたけど、その日は病院に行かなければならないから、腹をくくらざる得なかった。

 

まぁ、運転席に乗り込んで動かしてしまえば身体が勝手に動くし、視線移動や運転中の判断も脳ミソが勝手にやってくれったって感じかな。

 

身体自体は動くんだし一ヶ月程度のブランクだから、単なる苦手意識なんだろうね。

あっさりと公道復帰を果たしました。

 

ただ、ひとつ難儀したのが車への乗り降り。

助手席でさえ往生するのに、運転席にはステアリングという障害物があるから。

これは未だに苦手ですよ。

 

オートマで広々したフィットでこんな思いをするんだから、ロードスターなんて絶対に無理!

と思い、先日試しに乗りこんでみると…

 

屋根を開けると、立ったまま乗り込めるんだった(笑)

ステアリングも跳ね上げボスを付けているから、まーったく苦にならない。

屋根を開けられる日限定なんだけど、フィットよりぜーんぜん楽チン。

 

で、もうひとつの不安要素がクラッチ

曲がらない左足でちゃんと切れるの?

と思ったんだが、これも杞憂でした。

よく考えたら、クラッチペダルを踏み込む時って膝を伸ばすんだよ。

左足は曲がらないだけで、伸ばすのは得意なんだった(笑)

 

これで問題ないなと思っていたところに、もうひとつ落とし穴が…

 

ロードスターは愚息クンが免許取得の際に全て車検対応に戻して吊るしに近い状態にしたんだけど、どうしても譲れなかったのが車高とスロットルとフライホイール

 

おかげさまでクラッチが軽くなって、今となっては助かっているんだけど、フライホイールがね…

 

超軽量のものをインストールしているから、回転落ちが早くて…

どうしても減速時に回転を合わせないといけないから、ブレーキを踏みつつアクセルを開ける事になる訳で。

いわゆる「ヒールアンドトゥ」が楽で良かったんだけど、右膝をねじらないといけないから痛いし怖いし…

仕方がないから、フットブレーキのみでしっかり減速するしかない。

身体で覚えている感覚以外の事をやるって大変だよね。

 

で、今朝のこと。

うっかりリハビリシューズではなく、クロックスを履いて家を出てしまった。

車に乗って気がついた時には一気に不安になったけど、これまた杞憂。

 

手術前には、むしろクロックスじゃないと運転できないとか言っていたんだもんね。

不安どころか、クロックスだと無意識にヒールアンドトゥを使ってた。

正確に言うとヒールは使わないで、親指ブレーキ、小指アクセルなんだけどね(笑)

 

こんな風に、色々と元の生活に戻していければいいなと思う、今日この頃です。