今年は初めて(正確には2度目)トマトの栽培を始めたので絶賛勉強中。
そんな中でふと思ったことです。
野菜を、というか植物を育てる上で大事なのは、土や肥料、気温や地温に陽当たりみたいな環境もさることながら、栽培初期の生育に注意して強い株を育てること、成長点を死守して成長が止まらないようにする事。
だと思っています。
初期生育に手を抜いたり甘やかして育てた弱い株や、成長点を虫にやられた株はどんなに良い環境でもそれなりにしか育ちません。
成長点っていうのはわかると思いますが、初期生育とザックリ書いた部分が特に重要です。
例えば、発芽した後よかれと思ってやってしまうのが毎日の加水。これにより株は難なく水を得られるため、表面的に根を張るだけで地の底まで根を下ろすことをしなくなります。
結果ヒョロヒョロと細長く徒長し雨風に耐えることのできない、そして必要なタイミングで必要な栄養を集めることのできない弱い株の一丁上がりです。
それどころか最悪根が酸欠となり根腐れを引き起こして栽培終了。
また、白菜やキャベツのように一定の条件下に置かれると突然葉をたてて巻き始める野菜などは、巻きが始まる段階でどれだけ多くの葉をつけているかで収穫時の大きさがほぼ決まってしまいます。
あれ?
何だか子育てに似てないか?(笑)
まだまだ育苗期、それも超初期の発芽間もないセガレちゃんは深く根を張る余地も、たくさんの葉をつけ大きくなる可能性も十二分です。
その可能性を更に大きくできるようにしてあげないとね。
と大風呂敷を広げたものの、今日もまた具体的手段が思いつかないので、絵に描いた餅になる可能性は大なんだけどね(笑)