久しぶりの膝ネタ。
今日でいよいよ、あの手術から丸一年が経過する。
そもそもお題のTKAとは何かと言うと、「人工膝関節全置換術」という、膝に人工関節を取り付ける手術の略称でございます。
そして、私が何故この年で人工関節になったかと言うと、今から12年前に発症した「変形性膝関節症」が原因で左の膝関節が大きく変形したからです。
右は右で「膝関節骨壊死」を発症し、先々左膝と同じ運命をたどるのは間違いないとの診断でした。
そう、両足ともに故障し、もの凄いO脚になったのです。
どちらも還暦以降のお婆ちゃんが患うって印象ですが、私は40代前半でこれ。
そして色々と試しつつ、だましだまし10年が経過、50代に突入した時に症状が急変しました。
急変に伴い動きが悪くなり人生最大の体重をマークした事もあって、両足のふくらはぎがもの凄く痛みだしたのです。
とにかく荷重がかかっていると常に痛い。
立っているだけで、猛烈な痛みです。
当時かかっていた医者の見立てでは「脊柱管狭窄症」とのこと。
しかし色々な検査を経た結果、ふくらはぎの症状はO脚が原因で、更に突き詰めれば元凶は膝にあると判明。
極度のO脚のため、立ったり歩いたりの動作で荷重は全て膝下の外側にかかり、ふくらはぎがそれに耐えられなくなっていると。
そしてO脚を治す唯一の手段は、膝の手術しか無いとも…
詳しいことは一年前に書いたので、その辺を読んでみてください。
そんな訳で、手術後約1ヶ月の入院に、退院後の自宅での4ヶ月のリハビリを経て社会復帰を遂げ現在に至るのです。
さて、そんな膝の現状ですが、3月末の時点から大きな変化はありません。
術後4ヶ月の状態から劇的に変化することはないっていうのはホントだったね。
膝の屈曲も伸展も変わらず。
ただ、自転車には普通に乗れるようになりました。
和式便所も無く、椅子とテーブル、そしてベッドな生活をしていれば、自転車が一番膝を曲げるんだね。
そして、杖は必要無くなったけど、人混みとか普段の立ち回り先じゃないところなんかでは持つようにしています。
世間に甘えるためのツールです(笑)
一生こんな感じなのかな…
先日、術後一年検診に行きました。
人工関節については、すこぶる快調で弛みの兆候や感染症、人工軟骨であるポリウレタン?の減りやヘタリもないそうです。
屈曲や伸展も、人工関節にしたらまずまずで、改めて手術は成功だったと言われました。
ただ、膝を曲げる時の痛みや引っ掛かりについてを尋ねると、腰なのか膝蓋下脂肪体なのかは更に検査をして決めましょうとの事。
気になるようなら、いつでも来てくださいねって。
まぁ、さしあたって生活する上で問題はないし、また手術とか言い出しかねないから、もう少し様子を見てみますとだけ言っておいた。
もし手術をするなら4年後くらいかな?
そこまでにまた有給をためて、今度は傷病手当金給付期間をフルに使い、定年まで逃げ切ってやろうと思います。