もはや離乳食じゃなくて食事だけど、先日セガレちゃんのために作ったカレーのメモです。
相変わらず細かい分量は書いてません。というか、覚えてません(笑)
こういう感じだよってザックリ表現なのでご容赦下さい。
まず最初の作業はベースになる出汁。表現はフォンでもブレードでもスープでもいいけど、それです。
大人用には市販のコンソメスープの素だけど、可愛いセガレちゃんのだから簡単とは言えイチから。
今回は鶏を使いました。
鶏の手羽もと、タマネギ、人参、ジャガイモです。全て具材としても流用できるので、鍋の都合に合わせてできるだけ大きくカットするのがコツ。
次に手羽もとの表面をフライパンで焼いて、余計な脂と汚れを取り除きます。
野菜と鶏を鍋に入れてから具材が浸るまで水を注ぎ、砂糖をひとつまみ入れたら火にかけます。
先ずは強火から。沸騰したら1分程度沸騰を維持し、その後は沸騰するかしないかのところで火加減を調整。具材が露出しないようにスープが減ったら水を足して、旨味を抽出してください。
臭み消しに香草を入れたいところですが、食べるのは1歳の子どもなのでクセのある香りはどうだろうと思い、火を止めてからローリエのパウダーをチョロッと使いました。
火を止めたら鍋の中の具材は全て取り出して、スープは可能なら冷蔵庫へ。冷やして固まった鶏の脂を取り除くと匂いも味もスッキリするので。
取り出した具材は後ほど使うので大事に保管しておいて下さい。(好みが分かれると思いますが今回は赤ちゃんが食べるので、手羽もとは骨や皮を外して身だけ使っています)
つづいてはスパイスの調合。
この種類と割合だけは、大学時代のバイト先で教わった時のメモを見ているので具体的(笑)
今回用意し、合わせた割合は以下の通り。
・ターメリック 10
・クミン 6
・コリアンダー 7
・シナモン 3
・ジンジャー 3
・パプリカ 2
・ナツメグ 1
・オールスパイス 1
です。
ちなみに手間を省いて全てパウダー。
辛味成分とカフェインの混入している原料は排除しました。
辛味を加える時は、ガラムマサラやチリパウダー、カイエンペッパー等をお好みで加えればいいんじゃないでしょうか。
また、失敗した際に食べるかもしれないツマの好みに合わせてクミンを減らしています。本来のレシピではターメリックと同量となっています。
これらスパイスを合わせたら、クッキングシートを敷いたフライパンで焦げないようにじっくりと炒め、粗熱を取ってから保存瓶に入れ冷蔵庫で保管します。
レシピを教えてくれた人が言うには、しばらく寝かせた方が美味いそうですが、よく分からないからそのまま使っちゃいます(笑)
ただ調合して炒めるのが面倒なのでまとめてやっつけちゃうので、結果的に2回目以降のスパイスは寝かせる事になるのかな?
とりあえず、スパイスはこれで完成。
そして、いよいよカレーを仕上げていきます。
まずジャガイモとタマネギをできるだけ細かくみじん切りにしカレー粉を少量加え、お好みの油を適量使い、焦げないように炒めます。これらでトロミを付けるため野菜、特にタマネギは結構な量を使うので気を付けて下さい。
ちなみにセガレちゃんのカレーだと6食分になりましたが、タマネギ大一個、ジャガイモ大1/2個を使いました。それでも気持ち足りなかったかな?
参考までに、トロミが足りないと思ったら片栗粉でつけちゃえばいいんじゃないかな、と(笑)
ついでに、ジャガイモは粉質の品種よりも粘質の品種を使った方が舌触りが良く、タマネギは新タマより乾燥タマの方が甘味が出ていいと思います。
タマネギとジャガイモの水分が飛び、集団行動を始めたところで出汁とカレー粉、出汁作りの際に取り出しておいた具材をお好みサイズに刻んで加え、ひと煮立ち。
この時点で味付けをします。今回はケチャップとソースと塩を使いました。コツは薄いよな… と思うところで止めること。
子ども用は更に薄味で。
一度冷ましてスパイスが落ち着くと、塩味は急に元気なります。本当に薄いときは後からでも足せるけど、後から塩味だけ抜くことはできませんよ。
火を止めたら放置。冷ましながら味の変化を見てください。
美味しいと思ったところが食べ時。
ウチの場合は6時間後が一番ウケてます。
セガレちゃんは出来たてを食べてたけど(笑)
肉じゃが、カレーときたから次のセガレチャレンジは何かな?
娘ちゃんの予想では、麻婆豆腐かボロネーゼだって。
辛くない麻婆豆腐か…
コショウを使わないボロネーゼ…
どっちもいけそうだな。
考えておこう。
いつかはセガレちゃんに我が家の味を伝授しないとだから。
ツマはおろか、娘ちゃんも愚息クンも誰一人として「作ってはもらうが自分では作らない」というスタンスを崩さないので(笑)
ツマと娘ちゃんにいたっては「ウチのオヤジは不死身」と言い切ってるからね…
バカチンドモメ…(`Д´)凸